リフォームの豆知識
住宅の内装材などに含まれる化学物質が原因で起こる頭痛、喘息、目・鼻・喉の痛み、めまい、吐き気などの症状。
シックハウス病症候群とは?
予防方法
@新築やリフォーム当初は建材や塗料の臭いが室内に発散しやすいので室内の風通しがよくなるように心がけるようにしましょう。

A換気設備のフィルターの清掃を定期的に行い常にキレイな空気の維持を心掛けましょう。

B化学物質の発生源となり注意が必要なもの(例えば防虫剤、芳香剤、消臭剤など)をなるべく室内に置かないようにしましょう。

C室内でタバコを吸わないようにしましょう。

D暖房機はFF式ストーブ等の外部に排気がついているものに替えると室内の空気汚染が少ないので良いでしょう。

E窓を開けて換気する場合には、一度に複数の窓を開け、汚染された空気を排出し新鮮な空気を室内に導入するようにしましょう。

Fホルムアルデヒド濃度は室温が高いほど放出量は多くなるので冬場より夏場、冬でも暖房をかけた部屋では放出されやすいので室内が高温高湿になっている場合は窓を閉め切らないようにしましょう。                                   
シックハウス病症候群は未だその定義がはっきりとは決められていない為メカニズムや治療方法も解明されていません。ですので私たち施工者もお客様の安全や健康を考えた材料を十分に留意して使用し施工しなければなりません。
何が原因でどんな人がなりやすいか?
建材に含まれるあるいは工事の途中で使用する接着剤、塗料、防腐剤、防蟻材などの有害な化学物質が原因と考えられていて化学物質に敏感な人で比較的家にいることが多い女性がなりやすいと言われています。
化学物質の少ない建材を選びましょう
化学物質が入っていない自然素材を使用するとシックハウスにはなりにくくなりますが、メンテナンス面から見ると自然のものなので雨が降って湿気がある場合などは乾燥してからでないと木材の状態が悪いので施工できない事や防虫剤のような化学物質が使用されていないので材料に虫が発生してしまうなど定期的なメンテナンスが必要になってしまうと言うデメリットもある為化学物質の量が少ない建材建築基準法でJIS規制されているF☆☆☆☆などの製品、星の数が多いほど化学物質の量が少ない。を使用することをお勧めいたします。